クラウドソーシングを発注者側から見ると、フリーランスにとっての厳しさが見えてくる

発注者側から見たクラウドソーシングとは?

フリーランスにとって、インターネット上で手軽に仕事を見つけることのできるクラウドソーシングサイトは便利なサービスです。しかし、いざ会員登録してみたものの、依頼者から思うように信頼を得られずなかなか報酬に結びつかなくて困っている方が少なくないのが実情です。ためしにクラウドソーシングサイトを「クライアント側」の立場として利用してみた方が、その時の体験談を話してくれました。クライアントがどういう視点で受注者を観察しているのかが分かれば、仕事の受注率を今より増やせることでしょう。クラウドソーシングサイトの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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クラウドソーシングサイトの競争率の高さ

クラウドソーシングサイトには、「プロジェクト形式」と呼ばれるパターンの業務委託システムが存在します。あらかじめクライアントが仕事の内容を大まかに説明し、フリーランスの方々に自分だったらどのくらいの予算で仕事を請け負えるかを提案してもらい、その見積もりを見て仕事を依頼する相手を最終的に決定するものです。
プロジェクト形式で「動画の文字起こし」を依頼してみたところ、瞬く間に応募が殺到しました。実際に応募しているユーザー目線では他のランサーがどのくらいの価格を提示しているのか分からないものですが、クライアントからはその凄まじい競争性が一目瞭然。自分を選んでもらうために、気の毒に思ってしまうくらい安い金額を提示するフリーランスで溢れかえっていました。この結果から、絶対にやりたい仕事を見つけたらある程度単価を下げて提案せざるを得ないクラウドソーシングの実態を痛感したそうです。

具体的な作業計画を提案しよう!

クライアントの立場になると、発言内容に具体性のあるフリーランスがとても頼もしく思えます。「一生懸命頑張ります。」と書かれていても、仕事を頑張るのは当たり前なのですから決め手に欠けます。何日くらいで仕事が完了するのか伝えるだけでも選定の目安になります。あまり大口を叩くと後でトラブルの原因になりかねませんが、プロとして責任を持って仕事を引き受けるという気持ちをしっかり伝えることが大切なのだと分かったそうです。

できるだけ実績をアピールしよう!

基本的にプロジェクト形式では、打ち合わせから納品まで全ての工程をインターネット上で行います。顔の見えない見ず知らずの相手と仕事するのは、クライアントにとってかなり不安を伴うことです。提案の際には、可能であれば自分の素性を名乗ってくれる人の方が安心すると気付かされたそうです。
もしも過去に他の仕事を請け負った経験があるのであれば、それをポートフォリオ欄で公開すると効果的です。また、プロフィールのアイコンを空欄のままにせず、何でもいいのでアイコンを設定すると印象がグッと良くなります。

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